2025年7月3日(木)  

先週の小倉でのデビュー戦では、早め先頭から押し切りを狙いましたが、ゴール前で勝ち馬に捕まり2着に敗れたウイントッペン。レース後も大きなダメージはなく順調ですが、栗東トレセンへ戻り、本日から乗り込みを開始しています。
なお、次走は、中2週で7月19日、小倉土曜9R「ひまわり賞」芝1200m九州産馬限定戦を予定しています。
西園正調教師は「前走は勝ったかと思いましたが、勝ち馬が強かったですね。走破時計での単純な比較にはなりますが、日曜日の九州産馬限定戦に使っていればおそらく勝っていたと思います。前走後は左前脚のソエに少し反応を見せていましたが、消炎剤を打って対処し、すでに乗り込みも再開しています。ひまわり賞は抽選対象となりそうですが、万全の状態で向かえるように調整していきます」と話していました。

2025年6月26日(木) 

今週末のデビューを予定しているウイントッペンは、昨日、坂路で最終追い切りがかけられました。ドウジギリ（3歳未勝利）との併せ馬でゴール前の手応えは劣勢気味となりましたが、食い下がってクビ差ほどの遅れでフィニッシュしています。時計は4F52秒3、ラスト1F12秒8でした。
担当の渡辺調教助手は「先週の段階では獣医のチェックで筋肉の硬さを指摘されていましたが、今週の追い切り後のチェックではそれも気にならなくなっていました。先週は追い切りがうまくいかないアクシデントもありましたが、疲れはありませんし、金曜日にしっかりと追ったことで馬自身はむしろピリッとしてきた感じがします。追うごとに時計も詰めてきましたし、感触は悪くないですよ。あとは実戦でどれだけ頑張ってくれるかですね」と話していました。
追い切り明けの本日はゲート練習を消化し、午後の出馬投票では、小倉土曜5R芝1200m九州産馬限定戦に松山騎手で出走が確定しています。

2025年6月20日(金) 

ウイントッペンは、本日、CWコースで仕切り直しの1週前追い切りがかけられました。
トッペンには山本調教助手が騎乗し、ドウジギリ(3歳未勝利)の内に馬体を併せて6ハロンから速いラップを刻んでいきます。ラスト1ハロンの追い比べではトッペンが劣勢となり、3、4馬身ほど遅れを取りましたが、6F77秒9、ラスト1F13秒2という時計をマークしていました。
西園正調教師は「今朝はCWコースでウチのスタッフを乗せて追い切りを行いました。併せ馬で遅れはしましたが、併せた相手は勝ち上がり寸前まで来ている3歳未勝利馬です。しまいは13秒2と少し時計を要しましたが、この全体時計で仮にラスト1ハロンを12秒台前半にまとめてくるようなら一般戦でも勝ち負けになるレベルですからね。馬場の内寄りを回ったとはいえ、全体は水準より速い時計が出ましたし、九州産馬限定戦なら勝ち負けになると思います。相変わらず歩様は少しコトコトとしていますが問題のない程度ですし、最終追い切りは来週25日(水)に坂路で行う予定です。ゲートの出は速くはないものの水準程度には出てくれますし、その後はスピードの違いを見せてくれるはずです。馬っぷりもいいですし、初戦から結果を出してくれることを期待しています」と意気込みを語っていました。
なお、デビュー戦は、来週の小倉土曜5R芝1200m九州産馬限定戦を松山騎手とのコンビで予定しています。

2025年6月19日(木) 

来週の小倉土曜5R芝1200m九州産馬限定戦でデビュー予定のウイントッペンは、昨日はキャンター調整をこなし、本日はCWコースで1週前追い切りがかけられました。トッペンには松山騎手が騎乗し、ドウジギリ（3歳未勝利）との併せ馬で後半にかけてペースアップを図るかと思われましたが、直線も無理することなく最後まで馬なりのまま流すような形でドウジギリに大きな遅れをとってゴールとなっています。3F44秒1、ラスト1F13秒7と大きく時計も要していました。
西園正調教師は「1週前追い切りですし、今朝はコースでビッシリとやってもらうリクエストでした。ただ、松山騎手は硬い歩様を気にして最後まで無理せず流してゴールを迎えています。ソエは問題ありませんが、もともと出掛けの歩様は少しコトコトとしている馬です。ウチのスタッフが騎乗するぶんには特に問題ありませんが、リーディング上位の騎手ですし、慎重になってしまうところがあったのだと思います。今朝は時計的にも全然負荷をかけることができませんでしたし、明日にはウチのスタッフを乗せて再度追い切りを行う予定です。そこでどのぐらい動けるかでしょう」と説明していました。