2005年7月6日(水) 

　ウインクロワールは、7/2（土）に中央競馬の登録抹消を行いました。なお、クロワールの今後の引き取り先については、長野県の明松寺馬事公苑が決定しています。同じ厩舎で長い間苦楽を共にしたウインラルス、ウインシュナイト、そして数々のウインレーシングクラブ所属馬がお世話になっている乗馬クラブです。藤沢厩舎スタッフを始め、ファンタストクラブ、ミホ分場でも、皆口を揃えて「乗馬には最適の馬」と言っている程ですから、今後はそこでしっかり第二の仕事をしてくれるはずです。
　また、明松寺馬事公苑は全国の数々の乗馬の大会にも出場していますから、乗馬のセンスがあれば、今後大会でクロワールの名前が見られるかもしれません。ちなみにウインラルスは抜群のセンスから乗馬の全国大会に出場しています。ここまで永い間クロワールに暖かいご声援をいただき、本当にありがとうございました。

2005年6月29日(水) 

　先週25日土曜日に美浦ＴＣ藤沢和雄厩舎へと帰厩したウインクロワールですが、残念ながらツメの状態は完治までかなりの時間を要するとのことです。藤沢調教師は「北海道にいた時よりはツメ自体は伸びてきています。ただ、装蹄師に見せても『時間かかりそうです』という見解だし、付け根の部分を押さえると痛がる素振りも見受けられますので、年齢的なものを考えて、ここらで楽させてあげませんか」と、ツメの状態を説明考慮して、坂本取材局長に現役引退の申し出を行っています。
　「時間がかかる」は、10カ月以上の意味合いでしたから、この報告を受けて、藤沢和調教師、森本代表、坂本取材局長の３人でクロワールの今後について協議した結果、残念ではありますがここで競走生活にピリオドを打つことで決断するに至りました。なお、クロワールは、今朝も乗り運動を40分行っているように、ツメ以外は元気な状態ですので、乗馬としての引き取り先を検討していきます。

2005年6月22日(水) 

　現在、茨城県・美浦のミホ分場にて調整中。ウォーキングマシンを40分消化しています。担当者は「先週末からマシンは始めました。乗っていかなければ裂蹄はひどくならないでしょうし、体を維持するためには動かしていかなければなりませんしね。少しこのまま様子を見たいと思います」と話していました。

2005年6月15日(水) 

　6/9（木）に北海道・門別のファンタストクラブを退厩、6/10（金）に茨城県・美浦のミホ分場へ移動しました。現在は舎飼にて様子を見ています。担当者は「トレセンの装蹄師に診てもらうとの事で、こちらに移動してきました。それで今週診てもらいました。右前内側の裂蹄は1センチほど縦に入っている状態で、これで乗るとまたひどくなってしまう可能性もあるとの事でした。少し様子を見てマシンから動かし始めます」と話していました。