2007年7月26日(木) 

　すでにお伝えしましたように、現役引退の方針を固めたウインリゲルは、昨日のうちに中央登録の抹消手続きを完了。今朝の馬運車で栃木県にある小山乗馬クラブへ向けて旅立っていきました。
　リゲルは1000万クラスで惨敗を繰り返すような能力ではないのですが、古馬になって気の弱さを顕著に見せるようになり、障害転向、去勢手術と、再度の能力開花を促すべく手を尽くしましたが、先週の競馬を見ると、残念ながら万策尽きたと言わざるを得ません。苦しい決断でしたが、何卒、ご理解いただきたいと思います。
　なお、リゲルはオリンピック選手である白井牧場場長である白井岳さんに「競技用としては非常にいい素材」と評価されていることから、今後は競技馬としての道を歩むこととなりました。いつの日かその勇姿が見られる時が来るかもしれませんので、その時は変わらずご声援をいただければと思います。
　会員の皆様にはここまで永きに渡りご声援をいただきましたことを、心より感謝いたします。本当にありがとうございました。また、出資会員の方にはJRAの見舞金が確定する約1ヵ月後に引退通知書をお送りさせていただきます。

2007年7月19日(木) 

　現在、栗東：安達昭夫厩舎在厩。7/22（日）小倉3R　障害未勝利（芝：2900ｍ）に出走を予定しています。水曜日は、上田調教助手の騎乗でBコースでの追い切りがかけられています。相変わらず体調面の不安は皆無で、この日も実にイキイキとしたフットワークでスタンド前を駆け抜けて行きました。「この感じだと今週の競馬でもOKですね。予定を1週早めて今週の小倉日曜3Rの障害戦を使います」と、今週の出走を決めた安達調教師でした。なお、今週の出走が確定すれば、金曜日に小倉競馬場へと輸送して、土曜日に現地で障害の練習を行う予定だそうです。
　そして本日木曜日は、追い切り明けということで運動のみにセーブされています。安達調教師は「昨日の出馬想定表を見ると、どうやら今週出走できそうなムードなので、明日の馬運車を手配しました。土曜日に小倉で障害を飛ばせて、レースに臨みます」と、今週の小倉日曜3R障害未勝利戦への出走を正式決定しています。

2007年7月12日(木) 

　現在、栗東：安達昭夫厩舎在厩。水曜日は、上田調教助手の騎乗でCWコースで単走追い切りがかけられました。相変わらず動きだけは抜群で、この日もラスト1Fは12秒台を軽々マークしています。安達調教師は「本当は障害を飛ばしてBコースで時計を出そうと思ってたんだけど、この天気じゃ危ないからね。平地でしまい重点の内容に変更しました。天気のいい日を見計らって障害練習をさせます」と、話していました。なお、リゲルは、7月28日、小倉土曜3R障害未勝利戦を目標に調整を行っていくそうです。
　そして本日木曜日は、追い切り明けということで運動のみで楽をさせてもらっています。安達調教師は「目標はまだ先なので、時間もありますから焦らずジックリいきましょう。1度レースを使ったので、仕上げには苦労しないでしょうから、精神的にゆったりさせることを考えています」と、話していました。

2007年7月5日(木) 

　現在、栗東：安達昭夫厩舎在厩。水曜日は、黒岩騎手の騎乗で障害練習を開始。向こう流しを2セット飛んだあと、3回目は引込み線を通ってBコースに進路をとり、ラストまで馬なりでしまい重点の時計をマークしました。「飛越は大げさなぐらいに慎重ですね。もう少し踏み切りを詰めて、大胆に飛ぶようにやってみます」というのが黒岩騎手の第一印象でした。また、状態については「大幅な体重減をした馬とは思えないぐらいフックラしているし、乗り味も素晴らしいです」と、語っていました。
　そして本日木曜日は、追い切り明けということで、引き運動のみで楽をさせてもらっていました。「カイバはよく食べます。これが競馬場に移動しただけで、緊張してしまうのはなぜなんでしょうかねえ」と、首をかしげる安達調教師です。次の小倉戦は、早めに入厩させるか、前日に入れるか、今から思い悩むところです。