2004年12月23日(木) 

ウインルーチェ号は「地方出戻り」制度を適用、笠松・伊藤強一厩舎に入厩後は順調に調整を進め、11/26（金）の地方デビュー戦を迎えました。しかし、体が大幅に減りこの馬本来の力を出し切れず惨敗、続く12/16（木）の2戦目でも、減っていた体は戻ったものの勝ち馬から2秒離された7着に終わりました。その結果を踏まえ、関係者一同協議をした結果、誠に残念ですが、引退が決まりました。なお、今後は生産牧場に繁殖として戻る事が決まりました。また、本馬の精算につきましては12月末で最後となります。永らくのご声援ありがとうございました。

2004年12月15日(水) 

現在、笠松・伊藤強一厩舎在厩。12/16（木）笠松7R　B12組（ダ：1400ｍ）に川原騎手で出走を予定しています。前走時に体が大きく減ってしまったこと、そして前走時にすでに体は仕上がっており、前走から中2週の間隔しかないことなどを考慮して、ハード追い切りは行わず、キャンターを中心とした乗り込みで調子の維持に努めています。中間に歯の治療を施したことで、カイバ食いが戻って来ておりますので、明日はプラスの馬体重で出走してくることが予想されます。

2004年12月9日(木) 

現在、笠松・伊藤強一厩舎在厩。レース直後の3日ほどカイバ食いが細かったことから、念のために歯の治療が行われました。これは虫歯があったりということではなく、一部の矯正で、ヤスリをかけての簡単な治療です。これが好結果となり、「以後はカイバ食いも良くなって、遅かった食べるスピードも早くなってきた」（伊藤調教師）そうです。そのカイ食いの良化によって、笠松のデビュー戦で13キロ減っていた体重も徐々に回復。だいぶんふっくらとなってきています。それと同時にレース直後の軽め中心の稽古メニューも段々強化。それでもハロン17〜17くらいですが、「この分なら直前にしまい2ハロンを14〜14くらいでサーッとやれば十分。それで力は出せる」と言うのが伊藤調教師です。なお笠松の今回の開催は13日からで、金曜日には概定番組が発表されることになっています。

2004年12月2日(木) 

現在、笠松伊藤強一厩舎在厩。11/26（金）笠松6R　B12組（ダ：1400ｍ）に川原騎手で出走、結果9着となりました。最終追い切りに騎乗した川原騎手は「笠松に来た当初と比べてずいぶん良くなったよ」と、片山取材本部長に話していましたが、レース後には「体は細いし追い切りの時の感触がまるでない。追い切りの反動が出て、体も減っちゃったんじゃないかな」とコメントしているように、ＪＲＡ札幌競馬出走時に比べてマイナス13キロという馬体重がこの結果を招いた直接的原因と伊藤強一調教師はじめ、関係者は考えています。レース後のルーチェは、2日間ほど厩舎回りの乗り運動のみに調教メニューをセーブされてきましたが、3日目となる今週月曜日からは馬場入りを再開。しかし、減った馬体の回復が急務ということで、馬場入り後は角馬場でのダク踏みを10〜15分ほど行うのみの軽めの調整を続けています。また、しばらくは、ダクや軽めのキャンターを中心とした軽めの調整を重ねていくと思われます。