2006年5月19日(金) 

　水曜日の追い切り後、左前裏に熱が確認されたウインシャルフは、本日午後2時美浦TC診療所にてエコー検査を行いました。
　獣医師の診断の結果は「左前屈腱炎」全治1年とのことでした。明確なパーセンテージは出ませんでしたが、かなり広範囲に損傷が広がっており、症状としては深刻です。全治に関しては順調な回復を見せたとしても最低で1年、乗り出してまた負担が掛かったりするようだと1年半、2年の休養となる可能性もあるとのことでした。
　そこで、土田調教師、片山取締役社長、坂本取材局長の3人で協議の結果、現役を続けるのは厳しいだろうとの結論に達しました。
　500万下をすでに勝利しており、今後の活躍が期待されていただけに、非常に残念な結果となってしまいましたが、シャルフを長い間応援していただきました会員の皆様には心より感謝いたします。本当にありがとうございました。
　なお、シャルフは明日5月20日（土）中央競馬登録抹消の手続きを行います。今後の行き先につきましては、ただいま検討中ですので、決まりましたら、後日発送いたします引退通知書にてご連絡させていただきます。その引退通知書は、JRAからの見舞金が確定する約1ヶ月後にお送りさせていただきます。

2006年5月18日(木) 

　現在、美浦：土田稔厩舎在厩。水曜日は、乗り運動後、坂路2本で追い切られました。土田調教師は「今日は坂路で追い切りましたが、動きが良くなっているね。それに折り合いも付くようになって、ひと追いごとに息の入りも良くなっている。今週の新潟にするか、来週の東京にするかは午後の状態を見てから考えたいと思います」と話していました。
　しかし本日木曜日、「昨日、追い切ったあと、左前の裏に熱を持ちました」と、土田調教師から坂本取材局長に残念な報告がありました。「冷水とか湿布をして、今朝も引き運動で軽く動かしてみたんですが、熱が引きません。今は湿布をして休ませています」という状態で、「明日、エコーを撮る予定」ということですので、今後については、そのエコー検査の結果を待ってから検討することになります。

2006年5月11日(木) 

　現在、美浦：土田稔厩舎在厩。水曜日は、乗り運動後、坂路を1本、その後ウッドコースにて追い切られました。土田調教師は「2頭を前にやって追い掛ける稽古をやったけど、息の入れ方も良かったし、折り合いも付いていて、日に日に感じが良くなっている。もう少し稽古をやりたいので、5月27日の東京8R芝1400ｍあたりを考えています」と話していました。
　そして本日木曜日は、引き運動を1時間行われました。土田調教師は「昨日の稽古は見た目よりも良い時計が出たね。内容も良かったから、今日は引き運動だけにしたけど、キビキビ歩いていたよ。今までだと、この馬は追った後はカイバ食いが細くなったりしていたが、今回は十分に食べているし、歩様もしっかりしているからね。うん、ここまでは順調に来ているね」と話していました。

2006年5月4日(木) 

　現在、美浦：土田稔厩舎在厩。水曜日は、乗り運動後、坂路を1本、その後ウッドコースにて追い切られました。土田調教師は「今日は折り合い重点で併せ馬を行いました。前に馬がいたせいか、いつもより気分良く折り合いもついて走っていた。息の入れ方も良かったね。今日はうまく行ったけど、競馬でうまく行くかはまだわからない。競馬で一息で行かずに折り合いが付くようにするために、これからもいろいろ取り入れて覚えさせて行きたいと思います」と話していました。
　そして本日木曜日は、引き運動を1時間行われました。土田調教師は「昨日、坂路とWコース併せ馬をやったので、今日は引き運動だけにしました。うん、今朝の歩様も良かったよ。カイバもシッカリ食べて、なおかつ体も徐々に引き締まって良くなっています」と話していました。