2007年6月21日(木) 

　現役引退が決定したウインアルディートは、本日21日、中央競馬の登録抹消手続きを完了しました。
　なお、今後の引き取り先について検討していたところ、ミッドウェイファームの宮崎場長の紹介で茨城県は利根町にある「風ライディングパーク」という乗馬クラブで乗馬として引き取っていただけることが決まりました。アルディートは本日、ミッドウェイファームを後にし、第二の馬生を歩み出しました。
　会員の皆様には永きに渡りご声援をいただきましたことを、心より感謝いたします。本当にありがとうございました。また、出資会員の方にはJRAの見舞金が確定する約1ヵ月後に引退通知書をお送りさせていただきます。

2007年6月20日(水) 

　先週、最後のササ針治療を行ない、再起を賭けたウインアルディートでしたが、今週月曜日から厩舎周りの乗り運動を始めても歩様のかったるさは解消されませんでした。そして、本日20日、角馬場にてダクを乗ったところ、やはり後脚の歩様に乱れが確認されました。
　そういう状況を踏まえ、当クラブ片山、及川、ミッドウェイファーム宮崎場長、国枝調教師で話し合いを持った結果、度重なるトモの悪さは治療でも回復には向かわず、さらに気性面の悪さも悪化する状況を踏まえると、ここで中央競馬の登録を抹消することが最善の道ではないかということで意見がまとまりました。
　なお、アルディートは近日中に中央競馬の登録を抹消、今後の行き先については現在、検討中ですので、決まり次第お伝えさせていただきます。

2007年6月13日(水) 

　茨城県・潮来のミッドウェイファームにて引き続きウッドチップコースで調整を続けていたウインアルディートですが、やはりトモにかったるいところが感じられています。さらに気性的にもうるさくなってしまい、わがままなところも垣間見せます。
　長引くトモのかったるさ、それに伴う前脚への負担ということを考えると、本当はここで中央競馬の登録を抹消させるという選択肢もあったのですが、当クラブ片山、国枝調教師、獣医師、ミッドウェイファームの宮崎場長とで話し合いを持った結果、『もう一度だけササ針で治療をしてみよう』ということで意見がまとまりました。能力的には500万下にいる馬ではないというのは明らかですし、何とか復活させられたらとは関係者皆が思うことです。
　ただ、会員の皆様に預託料の負担が掛かっているのも事実です。ですので、話し合いの結果、本当にこれが最後の治療ということで意見が一致しています。今後乗り始めてトモもしくは脚元に異常が出るようであれば、次は中央競馬登録抹消という選択肢を取らせていただきます。
　なお、アルディートは先週末にササ針を行ない、現在は引き運動にて様子が見られていますが、近日中に乗り運動を再開する予定となっています。

2007年6月6日(水) 

　現在、茨城県・潮来のミッドウェイファームにて調整中。ウォーキングマシンを40分、角馬場にてハッキングを15分、ウッドチップコースにてキャンター1600ｍを消化しています。
　担当者は「今週も引き続きウッドチップコースでキャンターを乗っていますが、やはりトモにかったるいところは感じます。本当はゆっくり休ませて良化を図るというのが通常なんでしょうが、国枝調教師とも『最後に進めるだけ、進めてみる』という話はしていますからね。ここで治療をして休ませるという選択肢はありません。あとはこのまま進めてどうかということですが、現状を見ていると厳しいかもしれません。やれるところまでやってみます」と話していました。