2007年10月3日(水) 

　先週の障害戦でまったく精彩がなかったウインフィエーロ。レース後、馬体の確認を行うと、左後脚球節部分の腫れが確認されています。獣医師の触診では捻挫という診断でしたので、アイシングなどで腫れが引くのを待っていましたが、症状がなかなか快方に向かわないことから、念のためにレントゲン検査で調べたところ球節部分の骨折が判明しました。
　この診断を受けて、浅見調教師、当クラブ片山とで協議した結果、平地の1000万クラスでは能力的に限界にきている状況。また矛先を転じた障害戦でも過去2戦の内容が振るわなかったこと。さらに、そんな状況下にあって、今回左後ろ脚球節の骨折が判明したことで長期休養が予想されることなどを考慮して、誠に残念ではありますがここで現役続行を断念することで意見がまとまり、本日3日、JRA登録の抹消手続きを完了しました。
　なお、今後については、乗馬として明松寺馬事公苑へ引き取られることが決りました。また、引退通知書はJRAの見舞金が確定する約1ヵ月後にお送りさせていていただきます。
　会員の皆様にはここまで永きに渡りご声援をいただきましたことを、心より感謝いたします。本当にありがとうございました。

2007年9月27日(木) 

　現在、栗東：浅見秀一厩舎在厩。9/30（日）阪神4R　障害未勝利（ダ：2970ｍ）に出走が確定しました。

≪9月26日水曜日更新≫
　先週末日曜日にBコースで追い切られているウインフィエーロ。帰厩して間がありませんが、動きは軽快だったそうです。今朝は白浜騎手が騎乗して障害コースをじっくり見て回っていました。追い切りは明日行なう予定だそうですが、とはいえ、障害を見て回ったあとにBコースへ出てくると、最後は15〜15秒ペースを切る時計をマークするほどの勢い十分のキャンターでゴール前を駆け抜けて行きました。今週の阪神日曜4R障害未勝利戦に白浜騎手で出走予定です。

≪9月27日木曜日更新≫
　昨日も勢い余ってラストは時計になってしまっていたウインフィエーロでしたが、本当の追い切りは今朝行われています。白浜騎手が騎乗して、障害のAコースを飛んで、直線はBコースに入ってくる形で追い切られました。手応えはもちろん馬なりです。白浜騎手から「帰厩してすぐの競馬なのでどうかなと思っていましたが、休養前よりもむしろいいですね。伸び脚も上々でしたよ」と、お誉めの言葉をいただいています。予定通り、今週の阪神日曜4R障害未勝利戦に出走します。

2007年9月19日(水) 

　9/20（木）に京都府・綴喜郡の宇治田原優駿ステーブルを退厩、栗東：浅見秀一厩舎へ帰厩の予定です。ウォーキングマシンを60分、トラックコースにてウォーミングアップの後、1周600ｍのダートコースにてハッキング1800ｍ〜2400ｍ、坂路をキャンターにて1本、その後上がり運動としてウォーキングマシンを30分消化しています。
　担当者は「先週末も坂路で15〜15をやりましたが、気合の入ったいい動きを見せてくれました。少し涼しくなって体がフックラしたのはいい傾向ですし、夏よりも秋、冬の方がフィエーロにはいい季節だと思います。調整の難しい馬ですが、今まで見てきた中で一番と言っても過言ではないほどいい馬体をしています。何とか結果が出て欲しいですね」と話していました。なお、次走は9/30（日）阪神4R、障害未勝利戦（ダ：2970ｍ）を白浜騎手で予定しています。

2007年9月13日(木) 

　宇治田原優駿ステーブルにて順調に調整が進んでいるウインフィエーロについて、今朝、浅見調教師から帰厩の日付の連絡が入りました。
　「宇治に行ったのですが、体がフックラして良くなっていましたね。これなら帰厩させましょう。20日の検疫が取れましたので、そこで帰厩させ、9/30（日）阪神4R、障害未勝利戦（ダ：2970ｍ）に出走させます。ジョッキーは白浜騎手を押さえましたから」と、次走予定が告げられています。