2011年1月25日(火)
募集番号9番ウインエトワールの09ですが、昨日24日の早朝、馬房で右前脚を浮かせている状況であることが確認されました。痛みもかなり伴っているとのことで、すぐに上腕骨より下のレントゲンを撮りましたが、そこには異常は見られませんでした。その後、経過を観察していたところ、さらに痛みが増してきて、夕方にはついに立っていることができずに、馬房で横たわってしまいました。
上腕骨より上の箇所は、三石の診療所へ移動させ、巨大なレントゲン機器を使わなくては詳しい状況を調べることができませんが、獣医師の診断では「おそらく右上腕骨を骨折しているのだろう」との診立てでした。そして、その日の夜中、「これ以上はこの馬を苦しめるだけです」との獣医師の判断から、安楽死の処置が取られました。
吉澤ステーブルの場長は「前日までは普通だったのですが、今朝にはビックリするくらいの状況になっていました。具体的なことは見ていたものがいませんでしたので、何とも言えませんが、おそらく寝ている状態から立ち上がる時に、大きくバランスを崩し、それに驚き、さらに暴れたことで、上腕骨を骨折してしまったんだと思います。このような事になってしまい、大変申し訳ありませんでした」と、頭を下げていました。
また、知らせを聞いた安田調教師は「吉澤ステーブルでもトップグループの一頭として調整が進んでいて、早いデビューを期待していただけに、本当に残念でなりません。会員の皆様にも申し訳ない気持ちで一杯です」と、苦渋の表情で語っていました。
出資会員の皆様には、このような事態になってしまったことを心よりお詫び申し上げます。
なお、本馬は2歳馬のため、競走馬保険対象額が出資金の100%となります。今後の手続きに関しましては1/27(木)のお引き落としを最後とし、保険金の支払い、維持会費の精算は規約通り翌々月末の3月末となります。また、出資会員の皆様には追って書類にてお知らせさせていただきます。
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