2016年4月4日(月) 

　一時は小康状態と思われたウインオリファンですが、起立時には右前脚に負重をかけることが困難な状況が続きました。また、先週末には獣医師立ち合いのもと、逆脚にあたる左前脚の蹄のレントゲン検査を行ったところ、蹄葉炎の併発も確認されました。それでもなお、右前脚をかばうように立つことから左前脚への負担も大きく、蹄葉炎がかなり進行して激しい痛みを生じ、両前脚の痛みに耐えながらようやく起立しているという厳しい状況でした。回復に導くことは非常に困難であるため、誠に残念ながら、本日4日（月）に安楽死の処置をいたしました。ウインオリファン号の冥福を心からお祈りします。
　今後の活躍が期待される中でこのような結果となってしまい、大変申し訳ありません。また、これまで温かい応援をいただきましたことに深く感謝申 しあげます。
　なお、本馬は競走馬保険の対象となります。出資会員の皆様には抹消給付金が確定する約1ヶ月後にお送りする引退通知書にてお知らせいたします。

2016年3月31日(木) 

　ウインオリファンは、獣医師の診察を受け、「蹄葉炎の疑いはあるものの、今のところ一刻を争うような状況ではなさそう」と診断され、消炎剤を処方されました。昨日は人の手を借りても起立が困難な状況でしたが、本日は消炎剤の効果もあり、自ら起立することができています。状況に大きな変化こそありませんが、馬自身には元気もあります。今週末には再び獣医師に診てもらう予定となっています。

2016年3月30日(水) 

　茨城県・鉾田市のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。舎飼で様子を見ています。
　担当者は「昨日29日（火）までは、大きな良化もなければ、悪化もない状況でしたが、本日30日（水）になり、自ら起立することが困難な状況となっています。今までは促せば起立が可能でしたが、痛みがある右前脚をかばう日が続き、逆脚にあたる左前脚の蹄に蹄葉炎を発症している疑いがあります。詳しくは明日以降、獣医師に診断を仰ぐ予定です」と話していました。

2016年3月23日(水) 

　茨城県・鉾田市のビッグレッドファーム鉾田にて調整中。舎飼で様子を見ています。
　担当者は「患部の脚を全く地に着けなかった当初に比べれば、いくらか良化してきました。しかし、地に着いてはいても右前脚には負重が掛かりきっていないように、先週からの大幅な変化はありません。しばらくの間は慎重に経過を観察していくこととなりそうです」と話していました。