2014年7月8日(火) 

　北海道・新冠のコスモヴューファームにて順調に調整されていたウインソルマーニでしたが、7日(月)の調教後、いつものように騎乗して厩舎に戻ったところで、他の馬が暴れたのに驚いて脚を滑らせ、人を乗せたまま転倒。右トモに特に強い力がかかった様子で、状態が良くないためすぐに獣医を呼びました。患部は肉が厚くレントゲン検査、エコー検査では内部を確認することができませんでしたが、獣医の見立てでは重度の骨折で予後は厳しいという診断です。一晩様子を見ても回復が見られないことから、誠に残念ながら、8日(火)朝に安楽死の処置をいたしました。ウインソルマーニ号の冥福を心からお祈りします。
　その後、保険金申請のために解剖検査を行ったところ、骨盤の粉砕骨折と判明しました。
　デビュー前の楽しみな時期の不慮の事故で、出資会員の皆様には大変申し訳なく思います。また、これまで温かい応援をいただきましたことに深く感謝申しあげます。
　なお、本馬は競走馬保険の対象となります。出資会員の皆様には追ってお手紙をお送りします。

2014年7月2日(水) 

　北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を1本〜2本、もしくは600mのトラックコースでキャンターのメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。担当者は「この馬なりに前進していることは確かですが、まだ体がしっかりしていないため、どうしても走りがダラッとしてしまうところがあります。踏み込みの力強さが出て、背中もしっかりしてくれば、もう少し変わってくれると思うのですが」と話していました。

2014年6月25日(水) 

　北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を1本〜2本、もしくは600mのトラックコースでキャンターのメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。担当者は「最近はハロン15〜15秒程度の調教を中心に乗り込みを進めています。この馬なりに良化を感じますが、周りの馬たちと比較するとまだまだ動きは物足りないところが残っています。馬体が成長してくれば動きも変わってくると感じるだけに、できるだけ長い目で見守っていったほうが良いのかもしれません」と話していました。

2014年6月11日(水) 

　北海道・新冠のコスモヴューファームにて調整中。坂路を1本〜2本、もしくは600mのトラックコースでキャンターのメニューで乗り込んでおり、ゲート練習も並行しています。担当者は「成長とともに体高は伸びてきましたが、まだそれに見合った筋肉などが付ききっていないので線の細さを感じてしまいます。動きについてもまだ非力な部分が随所に残っているため、大きく変わった印象もなく、もう少し成長を見守っていったほうが良さそうです」と話していました。