2016年6月21日(火) 

　先週の東京では、後方追走から直線もほとんど脚を使えず、12着に敗れたウイングリニッジ。4走前には、交流競走で先行して2着の実績もありますが、近走は本来の行きっぷりがなく、成績も冴えません。気性面の課題も抱えている現状から、今後、未勝利戦を勝つことは難しいと判断し、関係者で協議の結果、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することが決まりました。なお、グリニッジは明日22日(水)に中央競馬の登録を抹消する予定です。
　今後は、サラブレッドオークションに出品の予定で、売却金額や出資会員の皆様への分配金額については、8月20日頃にお送りする『ご請求とお支払金額のご案内(7月分)』にてお知らせいたします。
　出資会員の皆様には、ご期待に添えず、大変申し訳ありませんでした。短い間でしたが、温かいご声援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。

2016年6月16日(木) 

　先週のレースを除外となったウイングリニッジは、今週の出走に向けて昨日15日（水）に坂路で追い切りがかけられました。
　古馬500万下プラウドウルフをコンマ5秒ほど追走した分、ラストの手応えは劣勢気味になりましたが、最後は差をきっちりと詰めて併入に持ち込んでいます。時計は4F54秒6、ラスト1F12秒5でした。
　高橋祥調教師は「動きはまずまずですね。時計も水準以上で、これなら何も問題はないでしょう」と納得の表情で語り、「あとは実戦で集中して走ってくれるかどうか。稽古の動きからも通用する力は感じますが、まだ色々と注文の付くところがありますからね。でも、時期的にそうも言っていられませんし、そろそろ通用のきっかけが欲しいところです」と控えめに意気込みを語っていました。
　なお、追い切り明けの本日16日（木）は軽めの乗り運動を消化し、午後の出馬投票では、今週の東京日曜1Rダート1600mに柴田大騎手で出走が確定しています。

2016年6月9日(木) 

　今週の出走を予定しているウイングリニッジは、昨日8日（水）に坂路で最終追い切りがかけられました。前半2Fはゆっくりとした入りで、後半からペースを上げる内容でしたが、先行する古馬500万下リンガスアリュールに楽な手応えで並びかけると、最後まで手応え優勢のまま併入にまとめています。時計は4F55秒5、ラスト1F12秒5でした。
　高橋祥調教師は「想像以上にいい動きでした」と少し驚いたような表情を見せ、「正直、ここまで楽な手応えで上がってくるとは思っていませんでした。時計的にもしっかり動けていますし、この動きなら楽しみですね。前走を使った上積みも見込めそうです」と好感触を語っていました。
　そして追い切り明けの本日9日（木）は軽めの乗り運動を行い、午後の出馬投票では、今週の東京日曜2Rダート1600mに柴田大騎手で投票を行いましたが、3節のグリニッジに出走枠はなく、除外となっています。
　なお、次走については、来週の東京日曜1Rダート1600m、もしくは地方交流競走への投票も視野に入れて調整していきます。

2016年6月2日(木) 

　来週の出走を予定しているウイングリニッジは、早くも今週からペースアップ。昨日1日（水）には坂路を馬なりで4F59秒5、ラスト1F13秒8という少し時計になるところを乗られています。
　高橋祥調教師は「このぐらいの時計であれば、楽に動けますね。これ以上ペースを上げた時にどれぐらい動けるかがこの馬の課題でしょう。幸い前走後は何の問題もなく順調に来ていますし、予定通り、来週のレースへ向けて仕上げていきます」と順調を語っていました。
　次走は、来週の東京日曜2Rダート1600mを引き続き柴田大騎手とのコンビで出走を予定しています。
　なお、追い切り明けの本日2日（木）は軽めの乗り運動を消化していました。