2024年4月18日(木) 

先週の阪神では、初ブリンカーで先行する構えは見せたものの、ハナまでは行けず、最後の直線ではばったりと止まってしまったウインザナドゥ。レース後は、脚元などに問題はありませんが、昨日にはKSトレーニングセンターに放牧に出ています。
青木調教師は「最後はモニターで見ていても完全にやめている感じでしたね。二度の屈腱炎でなかなか走る気が戻ってきませんが、松山騎手も言っていたように、背中は凄くいい馬ですから、ここで諦めるのはもったいないです。なんとか復活できるよう、条件の変更やレースでの作戦、馬具など色々考えていきます」と説明していました。

2024年4月11日(木) 

今週の出走を予定しているウインザナドゥは、昨日坂路にて追い切りがかけられました。原騎手が騎乗し、3歳未勝利ペアスリールを大きく追走し、前半は抑えて進みます。後半は馬なりで前に迫ると、最後は余力を残して相手に並んでゴールしていました。時計は4F54秒5、ラスト1F12秒6でした。
青木調教師は「能力的にこれくらいは楽に動けるのですが、原騎手によると『レースでも感じましたが、やはりズルさや気を抜くところはあります』とのことでした。以前との比較はできませんが、精神的に難しいところはある馬ですね。ですので、今回はレースでブリンカーを着けます。これがいい刺激になってくれればと思います。状態に関しては、毛ヅヤも良くなってきましたし、レースを使う毎に上向いてきていると思いますので、あとは気持ちひとつです。力を出し切ってくれればいい勝負になってもおかしくはないと思っています」と期待を語っていました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の阪神土曜12Rダート1800mに松山騎手で出走が確定しています。

2024年4月4日(木) 

来週の中山か阪神での出走を予定しているウインザナドゥは、昨日坂路にて追い切りがかけられました。3歳未勝利エムアイマシューを先導し、前半は抑えながら進みます。後半は相手が迫ってきても引っ張りっきりで進み、最後も余力十分で1馬身の先着となっていました。時計は4F55秒9、ラスト1F13秒0でした。
騎乗した宮里調教助手は「この形だと突かれたらグッとハミを取って最後までしっかりと動けますし、やっぱり背中は抜群にいい馬です。このクラスは絶対に勝てるはずなので、この2戦は結果を出せず大変申し訳ございません。初戦は休み明けだったにせよ、前回はあの形で最後止まってしまったのは悔しいところでした。もしかしたら二度の屈腱炎で馬自身がこれ以上スピードを上げないようにしているのか、もしくはまだ気持ちのスイッチが入っていないのか。いずれにせよ、力は出し切っていません。今回、競馬を使って荒々しさが出てきたのは変わってきた点です。これまでは少しボケッとしているところもあったので、これはいい傾向なのかなとも捉えています。あとは次走は馬具も検討しているとのことなので、それもいい刺激になるかもしれません。次走はもっと走れるように、しっかりと調整していきます」と細かく説明してくれました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。

2024年3月28日(木) 

先週の中山では、外枠から前に付けたものの、勝負どころ早めから手は動き、直線ではしぶとい脚も見せられなかったウインザナドゥ。レース後は昨日から乗り出していますが、脚元には変化はありません。
なお、次走は中2週で、4月14日、中山日曜9R「利根川特別」ダート1800m、もしくは4月13日、阪神土曜12Rダート1800mのどちらかを予定しています。
青木調教師は「レース後も走り切った息をしていませんでしたし、肉体的な疲れがないことも考えると、やっぱりレースでは走り切っていない可能性が高いですね。幸い脚元も問題ありませんし、また次走へ向けて調整していきます。次走はチークピーシーズかブリンカーの着用を検討しています」と話していました。