2025年6月12日(木) 

今週の出走を予定しているウインチェレステは、草野騎手が乗れないため、小野寺騎手に乗り替わりが決まっています。
昨日はゲート練習を行った後、Wコースにて最終追い切りがかけられました。草野騎手が騎乗し、単走で5Fから折り合い重視でゆっくりと進みます。直線では馬場の真ん中を馬なりのまましっかりと脚を伸ばしてゴールしていました。時計は5F67秒8、ラスト1F11秒4でした。
畠山吉調教師は「ジョッキーがじっくりとコンタクトを取ってくれて、ゲートも中で鞍上が揺らしても馬は動じず、落ち着いて待っていられました。追い切りも折り合いがついていたので、しまいは馬なりのままいい伸び脚でしたね。前回はゲート再審査に重きを置いたため調整が難しかったですが、今回はそれがなかったため、中間の調整過程は今回の方が上です。上積みは間違いなくあると思います」と状態を説明していました。
続けて、「あとは草野騎手が乗れなくなるのがどう出るかでしょう。それでも、前日の13日（金）には東京競馬場で小野寺騎手を乗せてスクーリングを行いますし、草野騎手が細かく特徴は伝えてくれるとのことです。レースになるとスイッチが入ってしまい、ゲートや折り合いが難しい馬ですが、飛越は上手ですし、脚力もあります。重賞でメンバーはかなり強いですが、スムーズならここでも善戦ができていい馬です。まずはゲートなどアクシデントなく無事にということが第一ですが、一発を期待しています」と締めくくっていました。
そして本日早朝には美浦トレセンを出発し、午前中には東京競馬場に到着しています。
なお、午後からの出馬投票で、今週の東京土曜4R「東京ジャンプS・JGIII」芝3110mに小野寺騎手で出走が確定しています。

2025年6月5日(木) 

来週の東京土曜4R「東京ジャンプS・JGIII」芝3110mを予定しているウインチェレステは、昨日Wコースにて1週前追い切りがかけられました。古馬オープンのウイングレイテストを先導し、5Fからペースが上がります。道中は折り合いをつけて進み、直線では馬場の大外を馬なりで進み、最後だけ軽く仕掛けられてフィニッシュしていました。時計は計測エラーとなっていました。
畠山吉調教師は「時計はエラーでしたが、5F67秒で、おそらくラストも11秒台は出ていたと思います。今日はコースに入っていきなりペースを上げず、まずはゆっくりと歩かせて進みました。追い切りと分かっていかせてしまうと自分勝手に動いて抑えが利かなくなってしまうので、ゆっくりとスタートしました。それが良かったのか、うまく折り合いもついてラストもしっかりと伸びていました。この中間は障害練習はしていませんが、平地でじっくりと乗って、長めの追い切りもこなしています。中身はできてきていると思います」と追い切りと状態を伝えていました。
続けて、「来週の東京でのレースは草野騎手で予定している出走未定馬がいて、その馬が出走するならチェレステには乗れないと言われています。当初は草野騎手に合わせて一旦放牧して福島開催でもと思いましたが、障害初勝利から1年経ってしまい、オープンでは出走順位が一番下です。福島のオープン戦は頭数が多いとのことで、出走できそうな東京を目指すことにしました。乗り難しい馬でテン乗りはマイナスになるかもしれませんが、レースに使えないことにはどうにもなりませんからね。草野騎手が乗れない場合は、小野寺騎手に依頼してあります」と説明していました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。

2025年5月29日(木) 

先週の新潟は除外となってしまったウインチェレステは、次走目標を6月14日、東京土曜4R「東京ジャンプS・JGIII」芝3110mとしています。今週から草野騎手がプレートの除去手術により2週間の休養となるため、調教には乗れなくなっています。
昨日は調教助手騎乗でWコースで追い切りがかけられました。単走で馬場に入りますが、そこで行きたがる素振りを見せたことから引っ張ってなんとか我慢させます。その後はペースを上げ、直線では強めに追われてフィニッシュしていました。時計は4F52秒4、ラスト1F11秒6でした。
畠山吉調教師は「普段からハミも特殊なものにしていて、普通のところではだいぶ乗りやすくなっているのですが、今朝の追い切りはまた悪いところが出てしまいました。馬場に出るとハミをさらってしまい、自分勝手に動いてしまいます。そこで引っ張って抑えようとしたことで前半はロスがありました。その分、しまいも楽に動けませんでした。本当に乗り難しい馬ですが、その中でやれることをやっていくしかありません。草野騎手が2週間乗れないのは痛いですが、ここまで障害練習はじっくりとやっていますし、ジョッキーがいない間は平地を長く乗って調整していきます」と説明していました。
追い切り明けの本日は軽めの運動を消化していました。

2025年5月22日(木) 

今週の出走を予定しているウインチェレステは、20日（火）は草野騎手が騎乗し、障害練習を行っていました。
昨日はWコースにて最終追い切りがかけられました。草野騎手が騎乗し、単走で5Fからペースを上げ、前半は折り合い重視で進みます。後半はペースを上げ、直線では最後まで余力十分でゴール板を駆け抜けていました。時計は5F69秒2、ラスト1F11秒3でした。
畠山吉調教師は「ジョッキーも常にコンタクトを取ってくれて追い切りもうまく乗ってくれていますし、だいぶ悪さはしないようになっていますね。新しいハミの効果もありそうです。前回は休み明けでしたし、ゲートを含め慎重に調整した分もありました。そこを使っての上積みはあると思います」と状態を説明していました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の新潟土曜4R障害オープン・芝3290mに草野騎手で投票を行いましたが、抽選により除外となっています（未勝利を勝ち上がってから1年が経過した馬は、収得賞金が半額の扱いとなり、1年以内の馬より優先順位が低くなります）。次走については草野騎手の都合と相談して、どのレースへ向かうか決めることとなります。