2025年6月26日(木) 

今週の出走を予定しているウインバリオスは、今週24日（火）にCWコースで最終追い切りがかけられ、6F81秒3、ラスト1F12秒5という時計をマークしています。
昨日は軽めの運動をこなし、本日は普通キャンター調整の予定でした。ところが今朝の馬体チェックでは、ずっと舌を垂らした状態で、夜飼や水も残しており、異変が感じられたため、今朝の調教を中止し、今週の出走も見送ることが決まっています。
その後、内視鏡で喉や気管、食道の検査を行うも異常はありませんでしたが、左側の目や耳、唇などの動きが鈍く、左顔面麻痺という診断が下っています。
吉田調教師は「精密検査をした結果、右の舌骨に異常はありませんでしたが、『左の舌骨が腫れて大きくなっていて、それが神経を圧迫して左顔面の麻痺に繋がっている』との獣医師の見解でした。手術で肥大した骨を削り、神経の圧迫を抑えるという方法はありますが、それも完治が約束されたものではなく、競走馬としての再起はかなり難しい状況です。このようなことになり、大変申し訳ありませんでした」と頭を下げられていました。
今後について協議を行った結果、誠に残念ではありますが、ここで現役を引退することを決定しました。
近日中にも中央競馬の登録を抹消し、無償での譲渡先を調整しています。
ここまで長きに渡り、バリオスに温かいご声援をいただきましたことに心より感謝申し上げます。

2025年6月19日(木) 

今週17日（火）の川崎「ジューンスター賞」では、好位の外目で流れに乗ったレースはできましたが、最後の直線では前との差を広げられて6着に敗れたウインバリオス。レース後も今のところ目立ったダメージはなく順調で、軽めの運動で様子が見られています。
なお、今後は在厩のまま調整を続けて、次走は、中1週で来週の小倉日曜9R「青島特別」芝1800mが候補に挙がっています。
吉田調教師は「前走もよく頑張ってくれましたが、前に行った馬がそのまま残る展開でしたし、地方交流競走にしては上位勢も強力でした。レース後も今のところ問題はなく順調ですが、もし背腰に疲れがあるようならショックウェーブ治療でケアすることも検討しています。ダートも悪くありませんが、次走は2走前に好走した芝に戻してみることを考えています」と話していました。

2025年6月14日(土) 

ウインバリオスが、6月17日（火）川崎10R地方交流競走「ジューンスター賞」ダート1500mに出走確定しました。
これにともない、川崎競馬場にて口取りにご参加いただけるようになりましたので、お知らせいたします。なお、当日のレース報告会・勝利時引率者は、片山です。

【お申込方法】
◆受付日時：6月15日（日）　11：00〜13：00　先着10名様　ホームページにて受付いたします。
口取りおよびレース報告会の集合場所は「1号スタンド パドック側　開催本部入口前」です。
集合場所やご参加にあたっての注意事項等は、INFORMATION「17日（火）川崎競馬の口取り受付について」をご覧ください。

2025年6月12日(木) 

ウインバリオスは、来週6月17日（火）に川崎競馬場で行われる地方交流競走「ジューンスター賞」ダート1500mに地元・川崎の野畑騎手とのコンビで出走を予定しています。
昨日はキャンター調整をこなし、本日はCWコースで追い切りがかけられました。水口騎手が騎乗して単走で馬場の外目を通って直線に向くと、ゴール前は一杯に追われて、6F81秒7、ラスト1F11秒9という時計をマークしています。
吉田調教師は「除外で予定は延びましたが、今朝の追い切りもよく動けていましたし、引き続き状態の良さを感じます。前走は復調が感じられる走りでしたし、交流競走なら再度上位争いが可能だと思います。今の状態の良さでどこまでやれるか楽しみにしています」と話していました。
なお、出走が確定次第、ホームページにてお知らせいたします。