2025年1月9日(木) 

今週の出走を予定しているウインアレースは、昨日Wコースで最終追い切りがかけられました。松岡騎手が騎乗し、単走で5Fからペースが上がります。直線に向いて馬場の真ん中を通り、仕掛けられるとしっかりと反応し、脚を伸ばしてフィニッシュしていました。時計は5F66秒6、ラスト1F11秒8でした。
畠山吉調教師は「単走でこれだけの時計が出ていますし、仕掛けてからの反応も悪くありませんでした。ただ、松岡騎手によると、『チークなしの単走ということもあり、集中力に欠ける走りでした』と厳しい評価でした。それでもこのタイムで走れているのですし、能力があるのは間違いないでしょう。松岡騎手は、求めるものが高い馬に対しては常に辛口になりますし、精神面が成長すればもっと走りの質が上がってくると思います。『本番でチークをすれば変わるはず』とも言ってくれていますし、デキ自体は問題ありません」と話していました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の中山土曜7R芝1600mに松岡騎手で投票を行いましたが、今週も枠はなく除外となっています。

2025年1月3日(金) 

今週の出走を予定しているウインアレースは、年末12月31日（火）にWコースにて追い切りがかけられました。松岡騎手が騎乗し、前を行く同厩舎の馬を目標にゆっくりと進みます。直線では馬場の内目に位置取り、最後も馬なりのまま脚を伸ばしていました。時計は5F71秒3、ラスト1F11秒9でした。
年明けは、昨日から松岡騎手騎乗で乗り出し、本日にはWコースで軽めの追い切りがかけられました。松岡騎手が騎乗し、単走で5Fからゆっくりとペースが上がります。直線は楽な手応えで進み、最後は鞍上に仕掛けられると、しっかりと反応しゴール板を駆け抜けていました。時計は5F71秒6、ラスト1F12秒1でした。
畠山吉調教師は「年末、今日ともに馬の少ないところでの追い切りだったことはありますが、チークピーシーズなしでも最後まで集中力が続き、いい反応でした。他の馬が近くにいる場合だとまだ馬を気にする可能性もありますが、本番ではチークを着けるので変わり身に期待しています。ジョッキーも『仕上がりに不安はない』と言ってくれていますし、あとは競馬を使わせてもらえればいいのですが」と話していました。
そして午後からの出馬投票で、今週の中山日曜5R芝1600mに投票を行いましたが、7節のアレースには出走枠はなく、除外となっています。
これにより、次走は来週の中山土曜7R芝1600mに松岡騎手でスライドします。

2024年12月26日(木) 

今週の出走を予定しているウインアレースは、昨日Wコースにて追い切りがかけられました。松岡騎手が騎乗し、同厩舎の2頭（ピンキープロミス、ポッドロワール）を追い掛け5Fからペースが上がります。コーナーではインから迫り、直線で相手に並ぼうとしますが逆に突き放され、一杯に追われても脚を伸ばせず2馬身の遅れでゴールしていました。時計は5F67秒5、ラスト1F12秒5でした。
松岡騎手は「先週はチークを着けていい反応と動きだったので、本当にその効果かを確かめたくて、今朝はチークを外しました。チークを外すとやっぱりダメでしたね。常歩の段階から前の馬が尻尾を上げることに敏感に反応して後ろに下がったり、常に周りを気にしている感じで、追い切りもまったく動けませんでした。しかし、裏を返せばチークがかなり効いているということです。身のこなし、息の入りは問題ないですし、本番でもチークを着けて今週の出走でいいと思います」と細かく説明してくれました。
また、畠山吉調教師は「追い切りは動けませんでしたが、やっぱり気持ちの問題のようでしたね。先週の動きは非常に良かったですし、そこからさらに状態は上がっています。ジョッキーも『今週使っていい』と言うので、今週の競馬に予定通りいきます」と出走を決断していました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、最終的に今週の中山土曜3R芝1600mに松岡騎手で投票を行いましたが、6節のアレースに枠はなく、除外となっています。
これにより、次走は、1月5日、中山土曜5R芝1600mに松岡騎手でスライドします。

2024年12月19日(木) 

来週の中山土曜4R芝1800mを松岡騎手で予定しているウインアレースは、昨日はキャンター調整を行い、本日はWコースにて追い切りがかけられました。松岡騎手が騎乗し、前を行く2歳新馬の併せ馬（フローラルデザイン、フランクテソーロ）を追いかけてスタートします。コーナーではインから前に迫ると、直線で馬なりで前に並びかけ、最後前に出たところがゴールとなっていました。時計は5F67秒5、ラスト1F12秒2でした。
畠山吉調教師は「この中間、集中力アップのためにもチークピーシーズを着けて調教をしており、今朝の追い切りでも着けました。ジョッキーの話だとチークは効いているようで、レースでも着ける予定です。最後まで馬なりで時計も動きも良かったですが、ジョッキーは『まだ緩さもある』とのことでした。未勝利は楽に勝てるようないい追い切りの動きなのですが、前回もそのような形で実戦では動ききれませんでしたからね。ジョッキーは『この1本で上向けば来週でいいし、もう少し追い切りが必要ならば延ばしてもいいと思います』とのことで慎重な構えでした。来週また乗ってもらって来週の競馬にいくか、年明けにするか判断します。助手の感触でも、間違いなく馬は良くなっているのですが、精神面では少し気になるところがあります。他の厩舎の馬にビクッとしたりするところもあるようですし、まだ気持ちが不安定なところはありそうです。前回もデビュー戦のように鳴いていたりとそういうところも敗因でしたしね。緩さが抜けて、精神面でもどっしりとしてくればというところです」と説明していました。