2024年10月10日(木) 

先週の東京では、スタートで出遅れてしまい、道中は折り合いに専念し、ラストは上がり最速で伸びてきたものの、5着までが精一杯だったウインオアシス。レース後は右前の骨瘤が少しだけ大きくなったこともあり、本日スピリットファームに放牧に出ています。
畠山吉調教師は「ゲート練習では普通に出ていたのに、本番では出遅れてしまいました。まだ体つき、精神面に幼いところがあり、競馬を分かっていませんでした。それでもジョッキーがレースを教えてくれて、最後にいい脚を使えたのは収穫でした」とレースを振り返っていました。
続けて、「続戦の予定でいましたが、レース後に少し骨瘤が大きくなりました。それでも歩様に問題はありませんし、痛みもありません。大きな問題はないレベルですが、ここまで在厩でかなり長くやってきましたし、前走の走りから能力があることが分かったので無理をする必要はないと思います。一旦リフレッシュさせたいと思います」と放牧を決めていました。

2024年10月3日(木) 

今週のデビューを予定しているウインオアシスは、昨日Wコースにて追い切りがかけられました。松岡騎手が騎乗し、単走で5Fからペースが上がります。前を行く同厩舎の3頭併せを目標に進み、最後の直線ではそれらの内側に進路を取ると、強めに追われてフィニッシュしていました。時計は5Ｆ66秒0、ラスト1Ｆ11秒6でした。
松岡騎手は「先週の追い切りはゲートを考慮してかなり軽くしたのですが、今週は少し負荷を掛けました。入厩当初の背中の緩さが解消されてきて、馬は段々と良くなってきましたし、実戦でも動ける態勢にあると思います。金曜日にゲート練習をして、本番でも前目の位置で競馬ができればと思います。東京の馬場にも対応はできると思いますが、あとは東京になってメンバーがどうなるかでしょう」と感触を伝えてくれました。
また、畠山吉調教師は「先週の追い切りが坂路でかなり軽かったので、今週はコースで少し時計を出しました。動きは良かったですし、道中の前向きさもだいぶ出てきました。ブライトやエクレールと違って当初はおっとりし過ぎていることを心配もしましたが、ここへ来て気持ちが入ってきました。追い切りもかなりの本数をこなして仕上がりもいいですし、力は出せると思います。東京の開幕週に替わってキレ勝負になるとどうかという不安はありますが、新馬のこの距離ならスローになって前も止まらないはずですからね。金曜日にしっかりとゲートを出して、本番でも前々で流れに乗れればチャンスがあってもいいと思っています」と期待を語っていました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の東京土曜5R芝2000mに松岡騎手で出走が確定しています。

2024年9月26日(木) 

今週のデビューを予定しているウインオアシスは、昨日坂路にて最終追い切りがかけられました。松岡騎手が騎乗して前半はかなり抑えて進み、後半にペースを上げると、最後だけ軽く仕掛けられてゴールしていました。時計は4F56秒2、ラスト1F12秒7でした。
松岡騎手は「金曜日にゲートの最終確認でしっかりと出しておきたいので、先生とも相談し、今週は坂路でごく軽めの追い切りにしました。ここまで順調に乗り込めてきましたし、当初の背中の緩さが取れて確実に良化してきています。まだ完成されるのは先ですが、想定以上に良化してきてくれましたし、素質はかなり高い馬ですからね。これなら初戦からいいところがありそうです。2000mの新馬は絶対にスローになるので、ゲートを確実に決めて前々で流れに乗りたいと思っています。金曜日にしっかりとゲートを出しておきます」と説明していました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の中山日曜5R芝2000mに松岡騎手で投票を行いましたが、抽選の結果、除外となっています。これにより、デビュー戦は、来週の東京土曜5R芝2000mに松岡騎手でスライドします。
畠山吉調教師は「このレースを目標にしっかりと乗り込んできただけに除外は無念です。来週になると東京の開幕週に替わり、瞬発力勝負となってくるだけにそこに対応できるかどうかでしょう。骨瘤はもう固まっていてまったく心配はないですし、馬体重も499キロと500キロを割ってきて仕上がりも良くなってきました。1週スライドになりましたので、ゲートも来週の金曜日に変更します。権利持ちで来週は確実に出られるので、またそこへ向けてしっかりと調整していきます」と除外を悔しがっていました。

2024年9月19日(木) 

来週の中山日曜5R芝2000mを松岡騎手で予定しているウインオアシスは、昨日はキャンター調整を行い、本日にはWコースで1週前追い切りを行っています。松岡騎手が騎乗し、2歳未勝利ポッドロワールと併走で5Fからペースが上がります。直線では軽く仕掛けられるとオアシスが前に出そうになり、追われる相手に対し、最後は抑える余裕も見せて併入ゴールとなっていました。時計は5F66秒1、ラスト1F11秒7でした。
畠山吉調教師は「まったくの馬なりではなかったですが、時計も詰めてきましたし、動きは良かったですよ。先週は仕掛けてからの反応がもうひとつでしたが、今週は反応が良くなりましたし、道中のハミの取り方も良かったそうです。　馬体重も500キロと絞れてきましたし、動ける体になってきて、少しずつヤル気も出てきています。型通り、追うごとに良くなってきていますね。ジョッキーも『体の使い方が良くなってきたし、順調に良化している』とのことでした。体調も良さそうですし、来週にはデビューの態勢は整うと思います」と順調を伝えていました。